孫栄金鍼灸治療院、院長孫栄金のブログです。
日常のできごとや、皆さんのお悩みにお答えできればと思います。
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古代中国の名医から、題名通りの教えがあった。その言葉の大体の意味は以下の通りです:
医者を信じなくて、「巫」の類に属するワザを信じ込む者達の病気は、治らない。
少々角を立つような断定的な教えではありますが、この言葉は今日になっても、正しいと私は思っています。
日常の鍼灸治療をしていて、少ながらず、この教えを思い出させてくれるようなことがあります。ある日、見るにも凄い貧血になっている70代の女性患者さんが来ました。「貧血があるようですね」と告げると、患者さんに「何で貧血になったんでしょう?」と聞かれた。いかなる出血や、鉄分・タンパク質の不足などを挙げると、患者さんは深刻な表情をしながら、ある健康食品を販売している営業マンの講演会を信じて「タンパク質を取っちゃ駄目」との教えをずっと守って来たと言う。
浮腫のある方が当治療院に治療に来て、こんなお話をしてくれた。前に行った治療院の先生に「まぶたが重くて、顔がむくんでいる」と告げたら、その先生は「水分の足りないが原因で、一日2リトルの水を飲んでください」との指示が出されたと言う。浮腫の確実な原因は精査しないと断言できないが、水分足りないで浮腫が生じるとは、なかなか受け入れにくいと思いますが。
二種類の漢方薬を持って私の所に来た患者さんがいた。症状を聞き、漢方と照合してみると、どうしても中の一種の漢方が何の理由で出されたかを説明がつきませんでした。経緯を聞いた末、病院の先生が、「O-リングテスト」と呼ばれたワザで漢方を決め、出してくれたと言う。
その「O-リングテスト」についてですが、詳しく話すと長くなり過ぎるので、以下のURLに書かれていますので、詳細を知りたい方は、ご参考ください:http://homepage2.nifty.com/tahara~d-c/hobby3.htm
そのテストの科学的な裏づけがあるか否かは聞いてませんが(恐らくないと思いますが)、こんな、入れる力のばらつきがある指のリンクの開合で、合うか合わないかのお薬の選ぶ基準になれるとは到底思えません。
私見では、簡単で万能な方法を手に入れたがるのは人間の善意的な願望でしょうが、しかし、現実の世界にはこのような理想的な道具はなかなか存在しないと思います。孫悟空の如意棒や、海の向こうに雨を降らせる自称気功師の技など、「巫」の部類だと思います。
最近、国民生活センターが、ゲルマニウムの飾りものの言われている効果について、科学的な根拠がないと発表した。足湯で体の毒素を出してくれると称するデトックスや足の底から毒素を出してくれると称する樹液シールなど、どれもが医学・科学的な裏づけがないと思います。体の排出すべき毒素はほとんどが腎臓経由、即ち尿から排出するのであって、皮膚を経由して排出できる毒素は例えあるとしても、考慮に値しない程小さいであると私は思います。
以前、Q10でコーティングした服装が健康にいいようなCMを聞いた覚えがある。Q10の詳細は知りませんが、補酵素であると言うのなら、体の細胞の中に入ってもらわないとその効果が発揮できるとは考えられませんが。
以上、文句や愚痴をばかり言っていると思われるかもしれないが、これらの内容は、私が日常の診療中に於いて患者さんに常々言っていることである。ニセ科学(振込み詐欺も同様)に騙されないようにするには我々自身が、日常からこつこつと勉強をし、自然科学的な知識を積んで正しい思考と判断力を持つ自分の大脳をフィルターとして働かせること以外ないと私は思っています。
医者を信じなくて、「巫」の類に属するワザを信じ込む者達の病気は、治らない。
少々角を立つような断定的な教えではありますが、この言葉は今日になっても、正しいと私は思っています。
日常の鍼灸治療をしていて、少ながらず、この教えを思い出させてくれるようなことがあります。ある日、見るにも凄い貧血になっている70代の女性患者さんが来ました。「貧血があるようですね」と告げると、患者さんに「何で貧血になったんでしょう?」と聞かれた。いかなる出血や、鉄分・タンパク質の不足などを挙げると、患者さんは深刻な表情をしながら、ある健康食品を販売している営業マンの講演会を信じて「タンパク質を取っちゃ駄目」との教えをずっと守って来たと言う。
浮腫のある方が当治療院に治療に来て、こんなお話をしてくれた。前に行った治療院の先生に「まぶたが重くて、顔がむくんでいる」と告げたら、その先生は「水分の足りないが原因で、一日2リトルの水を飲んでください」との指示が出されたと言う。浮腫の確実な原因は精査しないと断言できないが、水分足りないで浮腫が生じるとは、なかなか受け入れにくいと思いますが。
二種類の漢方薬を持って私の所に来た患者さんがいた。症状を聞き、漢方と照合してみると、どうしても中の一種の漢方が何の理由で出されたかを説明がつきませんでした。経緯を聞いた末、病院の先生が、「O-リングテスト」と呼ばれたワザで漢方を決め、出してくれたと言う。
その「O-リングテスト」についてですが、詳しく話すと長くなり過ぎるので、以下のURLに書かれていますので、詳細を知りたい方は、ご参考ください:http://homepage2.nifty.com/tahara~d-c/hobby3.htm
そのテストの科学的な裏づけがあるか否かは聞いてませんが(恐らくないと思いますが)、こんな、入れる力のばらつきがある指のリンクの開合で、合うか合わないかのお薬の選ぶ基準になれるとは到底思えません。
私見では、簡単で万能な方法を手に入れたがるのは人間の善意的な願望でしょうが、しかし、現実の世界にはこのような理想的な道具はなかなか存在しないと思います。孫悟空の如意棒や、海の向こうに雨を降らせる自称気功師の技など、「巫」の部類だと思います。
最近、国民生活センターが、ゲルマニウムの飾りものの言われている効果について、科学的な根拠がないと発表した。足湯で体の毒素を出してくれると称するデトックスや足の底から毒素を出してくれると称する樹液シールなど、どれもが医学・科学的な裏づけがないと思います。体の排出すべき毒素はほとんどが腎臓経由、即ち尿から排出するのであって、皮膚を経由して排出できる毒素は例えあるとしても、考慮に値しない程小さいであると私は思います。
以前、Q10でコーティングした服装が健康にいいようなCMを聞いた覚えがある。Q10の詳細は知りませんが、補酵素であると言うのなら、体の細胞の中に入ってもらわないとその効果が発揮できるとは考えられませんが。
以上、文句や愚痴をばかり言っていると思われるかもしれないが、これらの内容は、私が日常の診療中に於いて患者さんに常々言っていることである。ニセ科学(振込み詐欺も同様)に騙されないようにするには我々自身が、日常からこつこつと勉強をし、自然科学的な知識を積んで正しい思考と判断力を持つ自分の大脳をフィルターとして働かせること以外ないと私は思っています。
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